喫煙者がタバコをうまいというのはなぜか?

あなたはタバコの本質を知っているだろうか?

タバコはがん、心筋梗塞、脳卒中、COPDなど、
タバコ病を引き起こす病気の元凶。

タバコの煙は、喘息、乳幼児突然死症候群など、
受動喫煙症を引き起こす大気汚染物質。

いろいろなとらえ方考え方定義があるだろう。

ぼくの考えるタバコの本質はこうだ。

喫煙者がタバコをうまいというとき

「食べ終わったあとの一服はうまいね」

「酒を飲んでいるときに吸うのがうまいんじゃん」

「一仕事終えたあとのタバコはうまいね」

「眺めのいい景色を見ながらの一服はいいね」

「ストレスばっかたまってタバコでも吸ってないとやりきれないよ」

「タバコはストレス解消になるんだよ」

「タバコ部屋のコミュニケーションが大事なんだよ」

あなたは、嫌というほどこういった言葉を聞いたことがあるだろう。

「食べ終わったあとの一服はうまいね」

非喫煙者は食事が終わると美味しかったと満足できる。

喫煙者はそれがないのだ。

タバコを吸わないと満足できない。

タバコを吸っていれば食事すらいらないという人までいる。

「酒を飲んでいるときに吸うのがうまいんじゃん」

非喫煙者はお酒が飲める人は、お酒だけで十分美味しいし楽しめる。

喫煙者はお酒だけで楽しめない。

タバコを吸わないと楽しくない。

タバコを吸わない人はどんどん楽しそうになっていくのに、
喫煙者の自分はタバコを吸わないとついていけない。

何でタバコを吸わないと楽しくないのか?

「一仕事終えたあとのタバコはうまいね」

非喫煙者は、一仕事終えたら、それだけで満足できる。
ひとつ伸びでもすればリラックスできる。
お茶でもコーヒーでも一杯で休憩ってところ。

喫煙者はそうはいかない。
リラックスのためにタバコが必要。
伸びやお茶、コーヒーじゃ休憩にならない。

どうしてこんなに不自由になった?

「眺めのいい景色を見ながらの一服はいいね」

非喫煙者からすれば、
哀れしか感じない。

山頂で喫煙する喫煙者は多い。

山頂からの景色は眺めるだけで圧倒的に嬉しい。
達成感があり満足だ。

喫煙者はその達成感、満足感が感じられない。

タバコが必要なのだ。

「ストレスばっかたまってタバコでも吸ってないとやりきれないよ」

タバコを吸ってもストレスはストレスだ。
ストレスのもと、ストレッサーが消えてなくなる訳じゃない。

ストレス解消になる、
を体験しているので
ストレスにはタバコが必要と言って譲らない。

「タバコはストレス解消になるんだよ」

喫煙者にあって、非喫煙者に絶対ない
ストレスがたったひとつある。

タバコが解消できる唯一無二のストレスだ。

それは何か?

 

 

答えは、ニコチン切れのストレスだ。

ニコチンに依存して、
ニコチン摂取時が平常になっている喫煙者は、
ニコチンが体内からなくなってくると
イライラで象徴されるストレスを感じる。

そのストレスを解消できるのはタバコだけだ。
非喫煙者には決して生じないストレスだ。

「タバコ部屋のコミュニケーションが大事なんだよ」

なぜタバコ部屋では会話が弾むのか?

それは人として嬉しさや満足感が
感じられるようになる瞬間だからだ。

非喫煙者なら普通にできる楽しい会話が、
喫煙者は普通にできない。

ニコチン切れのイライラストレスと関係がある。

喫煙者は、タバコなしで、
美味しさ、楽しさ、嬉しさ、満足が感じられない。

なぜイライラのストレスを抱えてしまうのだろうか?

喫煙者の頭のなかはどうなっているのか?

喫煙者のどこに問題が起きているのか?

喫煙者はどうなっちゃっているのか?

喫煙者は脳に変化が起きている。

脳内報酬系という場所に異常が起きている。

脳内報酬系はドーパミンが放出されて
「報酬」を感じさせる仕組みだ。

「報酬」はかなり幅が広い。

美味しい、嬉しい、楽しい、
気持ちいい、満足、快感、リラックスなど。

非喫煙者でも感じることのあるイライラ、
嫌だ、我慢できない、むかつく、気に入らない、
などを和らげてくれる機能も持つ。

言わば、人生の楽しみを感じ、
人生の荒波を乗り越えるための神からの賜り物だ。

喫煙者はこの脳内報酬系に異常が生じている。
極端に言えば、ぶっ壊してしまっている。

ひとつはドーパミンの効きが悪くなっている。
たくさんドーパミンを出さないと「報酬」が感じられない
状態になっている。

もうひとつはドーパミンが少なくなっていて、
足らなくなっている。
無理やりドーパミンを出す必要がある状態になっている。

ドーパミンの効きが悪いとは?

喫煙者は、非喫煙者と同じタイミングで
同じ量のドーパミンが放出されても非喫煙者に比べて効きが悪い。

ドーパミンを受け取る受容体(レセプター)が減っている。

なぜレセプターが減っているのか?

喫煙者の脳内報酬系神経でドーパミンが出過ぎたからなのだ。

出過ぎると吐き気がする。
「報酬」ではなく悪心(おしん)が出る。

吐き気を抑えるために、
受け取るレセプターを減らして対応する。

なぜ出過ぎたのか?

ドーパミンを放出する神経に
ニコチンを振りかけてしまったからだ。

ドーパミンが放出されるには、
アセチルコリンという物質の信号が必要だ。

アセチルコリンを出す神経から
アセチルコリンを受け取って、
その刺激でドーパミンを出す。

ニコチンはアセチルコリンと同じ働きをする。

ただし、タバコで摂取するニコチンの量は
アセチルコリンよりも多量だ。

だからドーパミンが出過ぎてしまう。

最初タバコが全然おいしくなく
むしろ気持ち悪いのはそのためだ。

何度もニコチンが入ってくると脳が順応してくる。

大量のドーパミンで丁度いいように
レセプターを減らすのだ。

そうすると通常のドーパミン量では
「報酬」が感じられなくなる。

ドーパミンの効き不足で、
何も楽しくないし、
イライラしてくる。

そんな時にタバコを吸うと
ニコチンがドーパミンを過剰に放出させ、
レセプター不足でも十分な「報酬」が得られる。

この時、楽しさが感じられ、嬉しさが感じられ、
リラックスできて、イライラから解放される。

タバコがストレス解消になることを実感する瞬間だ。

これをうまいと言っているのだ。

ストレスはニコチンが作ったストレスだ。

言わば自作自演の詐欺行為が、
タバコの本質だ。
大元締めはニコチンだ。

ドーパミンが足らなくなっているとは?

もうひとつのメカニズムはドーパミンがかれること。
出なくなったドーパミンを無理やり出すこと。

タバコを吸い続け、
ニコチンを報酬系に浴びせ続け、
ドーパミンを出し続けると、
しまいにはドーパミンが枯渇(こかつ)してくる。

それでも何とかして出させようとする。

どうするかというと、何本も何本も吸う。
鎖のように繋ぎながらずっと吸う。
つまりチェーンスモーカーだ。

一日60本も80本も吸うようになる。

それでもドーパミンが足りていないため、
常に常にイライラ、イライラしている。

喫煙できなければ、怒鳴るし、暴れる。

恫喝するわ、暴行するわ、およそ人ではない。

脳内報酬系が、壊れている人は
もはや人ではないのだ。

人生の楽しみをすべて奪われ、
人生の荒波に耐える力を奪われている。

恐ろしい依存性薬物であることを認識できないのはなぜか?

これほどまでに恐ろしい薬理作用を持つ
依存性薬物ニコチンを含む製品なのに
恐ろしいと考えないのはなぜか?

離脱症状が他の薬物に比べるとマイルドだからだ。

離脱症状は、いわゆる禁断症状だ。

暴言をはくし、暴力は振るうが、
幻覚、妄想、錯乱状態にはならない。

他の薬物は、他人から見ても
明らかに恐ろしいと思える超自然的な離脱症状が出る。

ニコチンの離脱症状は、
ボーとする、イライラする、眠くなる、
そしてタバコが吸いたくて吸いたくてたまらなくなる。
この程度だ。

ストレス解消の効用があると信じていて、
恐ろしい離脱症状がないとすれば、
これをやっていたら自分はダメになるという自覚が生まれない。

病識がない患者と同じで、
何をどう言ったって、
信じないし、聞く耳を持たない。

結局、自覚を持つのは、
命を取られそうな大病をして、やめてみて、
初めて恐ろしい薬物だったと自覚するのだ。

間に合う人は幸せだ。

自覚が間に合わず、
一気に命を取られてしまう喫煙者も少なくない。

これほどまでに恐ろしい依存性薬物なんだと知る必要がある。

タバコとだったら心中できると、
はたで聞いたら気が狂っているとしか思えない発言も
言ってみればニコチンに言わされているのだ。

まとめ

タバコという製品、
喫煙という行為が、
これほどまでに馬鹿げた詐欺製品・行為だったのかと
気づいてもらえただろうか?

ぼくが思うタバコがいらない理由。

喫煙者にタバコ病を引き起こし死に至らしめるから。

受動喫煙被害者に、受動喫煙症を起こさせ、殺害するから。

これだけでも十分万死に値するが、
これらを越えた一番の本質がぼくの理由だ。

自作自演の詐欺だからだ。

世界一やめにくい依存性薬物ニコチンを中核にして、
離脱症状が重大でないことをいいことに、
いつでもどこでも使える製品だと多くの人に刷り込んだ。

やめにくいという性質を意識的か無意識的か利用し、
五兆円も売り上げる世界の三大悪徳タバコ企業の一角を作り上げ、
二兆円の税収を踏んだくり、
半分の一兆円を地方にばらまき黙らせる悪徳省庁を作り上げた。

悪徳省庁は悪徳タバコ企業の株式配当650億円で
善良な省庁の横っ面をひっぱたき黙らせる。

こういう構造を作り上げられたのも、
悪魔から贈られたこのタバコと言う、
神業的な製品なのだ。

使用する人の人生を不幸にして、
迷惑をこうむっている人を不幸にして、
煙によって殺されると人を怯えさせる、
この人類史上最低最悪な製品を、
何とかして葬り去りたい。

そのためにも、より多くの人が、
このタバコという自作自演詐欺の本質を知り、
全員で葬り去ろうと声をそろえることが必要なのだ。

タバコは吸いたい奴は吸えばいいというモノではない。

葬り去れられるもの。
撃滅されるべきもの。
殲滅されるべきもの。
この世から消し去られるべきものなのである。

追伸

朗報だ。

タバコによる脳内報酬系の破壊は、
元に戻る。

タバコをやめて3日経つと、
レセプターは元の量にもどり、
ドーパミンの効きも戻る。

タバコをやめた人は、
脳内報酬系が健全に戻っていて、
タバコを吸わなくても、
愉しみを感じ、
苦しみに耐えることができる。

普通の人に戻れるわけだ。

これは救いだ。

つまりタバコを吸ったが最後ではない。

やめれば元に戻れるのだ。