喫煙所設置の補助政策の撤回を希望

2018年6月12日

 

世田谷区は2018年10月から区内全域の道路での喫煙を禁止する。

全面的に道路での喫煙禁止は聞いたことがない。

(というのはぼくだけで、調べればすぐにわかった。
エビデンスベースで話しないとね。
新宿区、墨田区、豊島区は区内全域路上禁煙だ。)

東京都の禁煙条例と禁煙エリア

世田谷区も全域路上禁煙にするという
素晴らしい政策の反面、喫煙所の設置を補助するという。

これには反対だ。

喫煙所を設置するお金を禁煙治療補助に回すべきだ。

喫煙者を喫煙者のままにしておいて、
タバコ規制は成功しない。

あらゆる公共の場を禁煙にし、
同時に喫煙者を禁煙させるという政策こそ、
自治体がとるべき方策だ。

以下は、2018年4月2日に世田谷区長あてに送った要望書だ。

喫煙所設置の補助政策の撤回を希望

世田谷区長さま、

いつも区政にご尽力いただき誠にありがとうございます。
船橋に3年間住んでおりますが、
住居周辺および千歳船橋駅周辺は、
大変活気にあふれていると感じており、
とても住みやすい環境を整備してくださっていて、
大変感謝しております。

本年4月1日から東京都で子どもを受動喫煙から守る条例が施行されたことに合わせ、
世田谷区でも4月1日から禁煙区域を含め包括的に環境美化に取り組む条例が整備され、
さらに10月1日からは区内全域の道路および公園が禁煙になると知り、
大変うれしくまた誇らしく思いました。
日本でもトップクラスの規制とお見受けいたします。

しかしながら、同時に喫煙所の設置の補助を行うと知り、
有頂天から、奈落の底へ突き落された気がいたしました。

なぜこの時世に、治療ではなく、タバコ病を助長する喫煙所の補助を
こともあろうに区民の血税を用いて行うのか。

区民をタバコ病から救うために禁煙治療の補助を行うという行政なら理解できます。
国のタバコ行政の間違いから、タバコによって依存症に陥っている患者さん、
タバコによって肺、心臓、脳血管、その他全身を病んでいらっしゃる患者さんは
多数いらっしゃいます。もし、その方々を救うのに税金を使うのであれば、
一医療従事者として賛成できます。

しかしながら、禁煙を促すこととは逆の喫煙所を設置するなどとは、
言語道断であります。
世界に悪名高いたばこ事業法によって、タバコを売りさばかなければならない、
某元国営企業であるならばいざしらず、住民に善政を施し、喫煙者にも非喫煙者にも
平等に対処せねばならない行政が、なぜ喫煙者しか用いない喫煙所の設置を補助するのか、
理解できません。

区内全域道路、公園が禁煙であることは、喫煙者にとっても非喫煙者にとっても、
非常に適切なことであります。空気がきれい、吸い殻や灰、ヤニで汚れない、
火災の危険性がない、火傷の危険性がない、受動喫煙によって喘息発作や脳卒中が
誘発されることがない。区民誰にとっても適切な行政を行うのに、
そのバーターのように喫煙所設置の補助を行うことは公正無私の自治体行政において、
きわめて問題に感じます。

日本の中でもトップのタバコ規制行政に誇りをもっていただきたい。

区内全域道路公園の禁煙は大変すばらしい。比類なき大成功であります。
ぜひ、喫煙所新設の補助は撤回いただきたい。
輝かしい区政に汚点を付けないでいただきたい。
誇りある世田谷区を日本一の安心行政区にしていただきたい。

このように願ってやみません。

どうか、もう一度再考のほど、お願いいたし、筆をおきます。